ニュースリリース

グンゼが京都ブランドのイメージアップに貢献
京都創造者賞2018で受賞

グンゼ株式会社(本社:大阪市北区、社長:廣地 厚)は、9月3日に開催された「京都創造者大賞2018」の授賞式に参加しました。京都創造者大賞とは、京都府内での「京都ブランド」のイメージアップ、都市格向上に貢献している個人、法人、団体および商品や技術、サービスなどに贈られるものです。
当社は、多様な事業展開や新たな交流拠点の創設などによる創業の地・綾部の地域振興への貢献が評価され「京都創造者賞」を受賞、12回目の開催にして初めての受賞となりました。授賞式後には、代表取締役兼常務執行役員の佐口敏康による活動紹介も行われました。これを機に、創業の地・綾部のさらなる地域振興を目指し、今後もお客さまにここちよい製品やサービスを提供してまいります。


受賞のスピーチを行うグンゼ常務執行役員 佐口敏康

京都創造者大賞とは
京都には、守るべきものを守りながら、創造性に溢れた活動を続け、京都ブランドのイメージアップや京都の都市格向上への貢献はもとより、未来の京都へ引き継いでいくべき事例が多くあります。こうした取組の担い手をオール京都により顕彰し、文化首都・京都の地から国内外へ広く発信することを目的に2007年に制度を創設。今回で12回目の実施となります。

グンゼの多様な事業展開と新たな交流拠点の創設


(写真左)あやべグンゼスクエア (写真右)北部産業創造センター

2018年に没後100年を迎えたグンゼ創業者 波多野鶴吉氏は、「粗の魁」(全国最下位)と酷評された京都の繭・生糸の品質向上に努め、1900年のパリ万博で金牌を受賞。地域を西日本最大の生糸生産地にまで成長させました。また、工女として採用した養蚕農家の子女への教育で「表から見れば工場、裏から見れば学校」と称され、養蚕家が正統な利益を確保できるよう科学的な鑑定方法に基づく買取制度「正量取引」を創案・開始しました。地域振興を目指す当社の理念は現代も息づき、産学公の交流型次世代ものづくり支援拠点「北部産業創造センター」の開設支援や、グンゼ博物苑・あやべ特産館・綾部バラ園からなる新しい出会いの空間「あやべグンゼスクエア」の開設など地域振興に大きく貢献。繊維を軸にプラスチックフィルムや医療、電子部品に至るまで幅広い事業展開を行っている現在でも綾部に本社を置いています。

■活動経歴

  • 1896年 「郡是製絲株式會社」設立
  • 1909年 正量取引を開始
  • 1952年 「1シーズン1プライス」の建値制をメリヤス肌着業界で初導入。ナイロン製のフルファッション靴下を日本初生産
  • 1986年 体内で分解吸収される手術用吸収性縫合糸の日本初となる販売開始

■受賞

  • 2007年 グンゼ博物苑・グンゼ記念館が経産省「近代産業遺産」に認定
  • 2008年 旧本工場正門から綾部本社に至る街並み周辺が京都府「景観遺産」に登録

以上

本件に関するお問い合わせ先

報道関係の方からのお問い合わせ
グンゼ株式会社 
コーポレートコミュニケーション部 広報IR室
(大阪)TEL:06-6348-1314(担当/柳澤・西村)
(東京)TEL:03-3276-8676(担当/前川)

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