インダクションシーリングとは?

インダクションシーリングとは、電磁誘導加熱(IH)によりアルミシートがセットされた蓋で、容器を非接触で密閉シールする加熱工程を言います。
スーパーシール™インダクションキャップシーラーは、シーリングヘッド内のコイルに高周波電磁界を発生させます。
この電磁界は、容器の蓋の内側にあるアルミ箔に渦電流と呼ばれる誘導電流を発生させ、アルミ箔自体を発熱させます。 その熱により、アルミ箔にコーティングされたポリマーが容器の縁に溶け出します。ポリマーが冷えて固まると、アルミ箔が容器の縁にくっついてシールが完成します。(下の動画をご覧下さい。)

エナーコン社のキャップシーラーは、シーリングヘッドにフェライトを採用することで、 従来のキャップシーラーに比べ、密度の高いキメ細やかな磁界が集中的に発生します。(図1~3)
そのため信頼できるシール性とシーリングの高速処理を可能にし、お客様の生産ラインの効率化や 実験、研究に満足いただける結果をもたらします。

キャップシーラー解説