グンゼの静電容量タッチパネル
Projected Capacitive Touch Panel “PCAP”
- 製品特徴
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薄くて軽い高耐光(UV) ITOフィルムチューニングサポート
●方式と構造
透過型静電容量タッチパネルは、指でタッチしたときの微小な電気的変化(静電容量変化)を捉える方式です。
縦横にパターニングされた透明電極フィルムを組み合わせた素材構成(図1)を用いており、IC(タッチパネルコントローラー)でいずれのパターンに電気的変化が発生したかを検知することにより、タッチ位置を特定します。最表面にはカバーガラスを配置することで、傷付きへの耐久性やロゴ印刷などのデザイン性を付与することが可能です。
- 注意
- 静電容量とは、その電気素子の中に電気がたまりやすい度合いを表すもので、通常は「コンデンサ」の大きさを表すのに使用されます(量記号:C、単位ファラド[F])。定義は“ある場所に1ボルトの電圧を与えたとき、1クーロンの電荷を蓄えたならば、その物体の静電容量は1ファラド”となります。(量記号:C、単位ファラド[F])。定義は“ある場所に1ボルトの電圧を与えたとき、1クーロンの電荷を蓄えたならば、その物体の静電容量は1ファラド”となります。静電容量タッチパネルは、他方式のタッチパネルと違いその性能がコントローラに依存するため、コントローラICとセットで検討する必要があります。
●検出原理
電極パターンが縦横にマトリクス状に交差して配置されています。隣り合う電極パターンに電圧を印加し、電極間に電位差が生じれば、絶縁物(誘導体)に応じた静電容量が得られます。人体は水分が多く導電性があるため、指がセンサに近づくと電極間の静電容量が増加します。この縦(X)横(Y)の変化した位置を入力座標として検知します(図1)。
●マルチタッチ(多点同時入力)
従来のアナログ抵抗膜方式タッチパネルでマルチタッチを行う場合、ソフトウェアによる処理に重きを置いた方式になります。2点入力した場合にその2点を直線で結んだ間でデータが検出されることを利用して、入力操作時の2点のタイムラグを利用したソフトウェアの処理により実現化します。また、検出原理上、上下の層を電気的に接触させるため指に力を入れて押す必要があり、ジェスチャー機能には不向きです。透過型静電容量タッチパネルではセンサー部構造がマトリクス状であるため、最大10点の多点同時入力が可能です。また指がセンサーに直接触れることなく、近づけるだけで検出可能であるため、スムーズなスライド入力や、ストレスのないジェスチャー機能が実現できます(図2)。
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