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26.04.24
  • OA機器

『OA機器』を支えるフッ素樹脂チューブ

『電子写真印刷方式』

OA機器は、情報を形にして誰かに届ける役割を担い、長年活躍してきました。
人類にとってそれは、思考を物理的な形へと書き換える変換器とも言える存在です。
その心臓部を支えるのが「電子写真印刷方式」。
光と静電気の力を利用して、トナーと呼ばれる粉状の着色剤を紙に印刷する技術です。
その仕組みは、いわば「光の筆で描いた静電気の模様に、粉状のインクを吸着させ、最後に熱で紙に刻印する」ようなもの。

■電子写真印刷方式の仕組み
 OA機器の内部では、大きく分けると6つの工程を経て、鮮やかな像を作り出しています。



工程 名称 内容
帯電 感光体ドラム(回転する筒)の表面に、静電気を一様にのせます。
露光 レーザー光などをドラムに当てます。光が当たった箇所の静電気だけが消え、目に見えない静電気の像が描かれます。
現像 静電気の像がある部分に、反対の性質を持つトナーを吸着させます。ここで絵が「見える状態」になります。
転写 ドラム上のトナーを、通りかかる紙へと静電気の力で移動させます。
定着 紙にのったトナーを熱と圧力で溶かし、紙の繊維にギュッと染み込ませます。これが、印刷直後の紙が温かい理由です。
清掃 ドラムに残った余分なトナーをかき落とし、次の印刷に備えます。








■電子写真印刷方式とフッ素樹脂の結びつき
 電子写真印刷において、フッ素樹脂は縁の下の力持ち、機械の信頼性を左右する極めて重要な素材です。
 主に「非粘着性」と「耐熱性」の2つの強みを活かし、熱で溶ける粉体であるトナーを扱う過酷なセクションで活躍しています。

■定着ローラーの最表面はフッ素樹脂チューブ (最重要部品です!)
 定着工程では、180~200℃の高温と強い圧力でトナーを紙に焼き付けます。
 なぜ必要か?
 トナーは樹脂なので、溶けるとベタベタになります。
 もしフッ素樹脂チューブがないと、トナーがローラー側にくっついてしまい(オフセット現象)、
 紙が巻き込まれたり、次の紙を汚したりしてしまいます。

 効果:フッ素樹脂チューブの「滑り性」のおかげで、溶けたトナーを弾き、紙だけをスムーズに送り出すことができます。
    それと同時に高温環境に耐えます。

グンゼのフッ素樹脂チューブは、こんなところでも利用されています。

今回は、OA機器での活用事例をご紹介いたしました!
本記事でご紹介しました製品情報はこちらからご覧頂けます。


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