グンゼの技術力

resin_processing_technology
樹脂加工技術グンゼにおける樹脂加工は、溶融押出による成形技術を基本とし、分散混合や多層成形などグンゼの機能ソリューション事業を支える基礎技術として発展してきました。今後も中核となる技術として進化させ、新たな価値を創出します。
textile_processing_technology
繊維加工技術製糸業を起点とするグンゼの繊維加工技術。その伝統の中で培った編織・染色
・縫製の技術をグンゼの「強み」としてさまざま事業に活かし、新製品の開発や事業領域を拡大しています。
surface_processing_technology
表面加工技術グンゼは製品にプラスアルファの機能を付与する手段として表面加工技術を進化発展させてきました。
この技術を生かして社会のニーズに応える製品開発を行っています。
manufacturing_technology&equipment_development
製造技術 × 装置開発長年の研究で培われたメカトロニクス技術・センシング技術などを生かしたオリジナル生産設備の開発を通じて社内外の製造技術の発展に寄与しています。
gunze_solution

デジタル活用によるプロセス変革

会社としてのデジタル活用への取り組み

重点実施事項


  • (1) 経営の情報連携
  • (2) セールス変革
  • (3)プロダクト変革
  • (4) 間接業務変革
サステナブル経営と働き方改革の2点に傾注し、デジタル施策で企業価値を高めるために
「利益向上(株主)」「働き方を楽に(社員)」「商品にメリットを(顧客)」に結び付ける取り組みを実践します。

経営情報の連携

企業経営においては日々変化する外部環境に迅速に対応する必要がある中、経営判断・意思決定の迅速化が求められています。全社および事業部の経営ポータルを刷新し、経営情報およびエネルギー監視システム導入により全社エネルギーなどの経営情報の見える化を推進していきます。

全社経営ポータル

各事業部の経営管理指標を経営層向けのマネジメントツールとして公開し、デイリーでの進捗管理により経営状態を確認できる体制を整備します。

事業部経営ポータル

各事業のGVA経営改善を狙いとして、SBU単位での戦略立案を支援するため、PSI管理(生産・販売・在庫情報)を統合し、収益見込み・着地点予想管理・課題点の深掘りを可能とする体制を整備します。さらに「ROIC」の考え方を取り入れて「売上拡大」「原価低減」「資本コスト低減」を基軸とした各事業形態に合わせた「KPI」を設定し、経営改善に結び付ける体制を整備していきます。

セールス変革

ビッグデータ、AIなどを活用した顧客・市場分析による「売上拡大」と「需要予測に基づいたSCM 計画の精度向上とロス削減」への取り組みを推進します。

  • 商品カテゴリーごとに異なるSCMシステムから脱却し、当社が中期経営計画で目指すE C・S PA を中心としたビジネスモデルへの変革に対応したアパレル事業共通のSCMプラットフォームを構築します。
  • 各事業部門で抱えている在庫問題に対してデジタル技術で最適化を行うことにより欠品・不流動を極小化し、収益改善に結び付けるように推進します。
  • デリバリー業務プロセスの整流化により属人化を排除し、自動化による効率を追求します。
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プロダクト変革

生産プロセスに対してセンシング技術、デジタル技術、AI技術を活用し生産の自動化、無人化、省力化の実践により工場をスマート工場に変革し「生産性向上」と「生産現場の働き方改革」を両立します。

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間接業務変革

各業務を見渡すと繰り返しが多く、その部分に人的リソースが割かれている状況です。この部分の業務を「RPA」などの自動化ツールを活用することにより省力化し、高付加価値業務にシフトし質の高い業務への変革を推進していきます。

  • 現状のアナログ作業(データ加工、手書き入力など)を効率化することにより省力化での生産性向上につなげていきます。具体的には対象業務プロセスの棚卸を行い、従来の業務プロセス自体の見直しを行います。その後、業務プロセスをシンプル化した状態で自動デジタルツールを導入し、業務省力化を実践します。
  • 間接業務については生産、販売、管理などがありますが、グンゼの場合、業務分析結果から、より効果を得られると判断した営業・SCM 管理部門を中心に開始します。