ニュースリリース

『宥座の器(ゆうざのうつわ) -グンゼ創業者 波多野鶴吉の生涯-』
増補版発売のご案内

グンゼ株式会社(本社:大阪市北区、社長:児玉 和)は、2016年8月10日に創立120周年を迎えました。
これを機に、あやべ市民新聞社より増補版『宥座の器(ゆうざのうつわ) ーグンゼ創業者 波多野鶴吉(はたの つるきち)の生涯ー』が10月1日より全国書店にて発売されます。

本書は、グンゼ創業者 波多野鶴吉の生涯を、創業の地である京都府綾部市出身のジャーナリスト、四方洋氏が執筆されたもので、初版は1997年に創立100周年を記念して出版されました。今回の増補版は、世界遺産・富岡製糸場と郡是(ぐんぜ)のつながりや著者 四方洋氏とグンゼ社長 児玉和との対談やあやべ市民新聞に連載されていた波多野鶴吉の妻 葉那に関するエピソードなどが付け加えられています。

書籍概要

書名
宥座の器 ーグンゼ創業者 波多野鶴吉の生涯ー
発行所
あやべ市民新聞社
発行日
2016年10月1日
発売場所
全国書店
販売価格
1,296円(税込)
体裁
四六判 318ページ

著者紹介

四方 洋/しかた ひろし(1935~2016年)
京都府綾部市出身 京大卒 ジャーナリスト
毎日新聞入社後、『サンデー毎日』編集長、学生新聞本部長などを歴任。
平成元年退社後は、東邦大学薬学部教授、『蕎麦春秋』編集長など幅広く活躍。記者にこだわり、生涯現役を貫いた。
著書に『土着権力』(講談社)、『離婚の構図』(毎日新聞社)、『いのちの開拓者』(共同通信)などがある。

※「宥座の器」とは・・・
グンゼ創業者・波多野鶴吉はグンゼの株で儲けた知人に対し、「宥座の器」を紙に書いてこう言った。「この器は平生は傾いておる。水を注いで水が器の半ばに達すれば、正しく真っ直ぐになる。さらに注いでいっぱいにすればこんどは引っくり返る。君も自分の財産とのつり合いを考えてほどほどに株を持っとればよい」自らの器を考えてほどほどに、と注意されたこの知人は後にグンゼの株が一時大暴落したときには、損害を免れたという。
(『宥座の器』 あやべ市民新聞社1997年四方洋著の表紙裏より引用)

以上

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グンゼは1896年、京都府何鹿郡(現在の綾部市)に蚕糸業振興と、それによる地域社会貢献を創業の理念として誕生し、おかげさまで今年創業120周年を迎えました。
これからも創業の理念を経糸とし、お客さまに"ここちよさ"をお届けする企業として邁進してまいります。

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