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代表取締役社長 廣地 厚 代表取締役社長 廣地 厚

「心技体」をバランスよく高め
「CAN20」の実現につなげます。

2019年3月期のわが国経済は、企業業績や雇用環境の改善等を背景に全体としては緩やかな回復基調にあるものの、相次ぐ自然災害による消費者マインドの低下、食料品や生活必需品の物価上昇懸念に加えて、米中間の貿易摩擦、新興国等の海外経済の不確実性などにより、先行き不透明な経営環境が続きました。
このような状況において、当社グループでは、中期経営計画「CAN20計画第2フェーズ(2017年度~2020年度)」の2年目を迎え、『集中と結集』をキーコンセプトに、「セグメント別事業戦略」「新規事業創出」「経営基盤強化」の3つの基本戦略への取り組みを進めました。

機能ソリューション事業は、プラスチックフィルム分野及びエンジニアリングプラスチックス分野を中心に好調に推移しました。アパレル事業は、消費者の節約志向と天候影響を受ける中、インナーウエア差異化商品の拡販と成長販路への取り組みを強化しましたが、レッグウエアが苦戦しました。
その結果、2019年3月期の売上高は140,706百万円(前年同期比0.1%増)、営業利益は6,690百万円(前年同期比7.2%増)、経常利益は7,152百万円(前年同期比11.0%増)となりました。海外関係会社の売却損を計上しましたが、固定資産売却益を計上したこと等から、親会社株主に帰属する当期純利益は4,087百万円(前年同期比17.2%増)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
プラスチックフィルム分野は、主力のシュリンクフィルムが国内・海外ともに堅調であり、ナイロンフィルムも好調に推移しました。エンジニアリングプラスチックス分野は半導体市場向け、産業機器向けが引き続き好調に推移しました。電子部品分野では、業務用タッチパネルは堅調に推移し、中国工場も採算性が改善しました。メディカル分野は、縫合補強材の国内新販売体制が順調に立ち上がり、人工皮膚も堅調に推移しましたが、治験費用等の増加影響を受けました。
以上の結果、機能ソリューション事業の売上高は53,234百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益は6,160百万円(前年同期比14.5%増)となりました。

アパレル事業では、インナーウエア分野は、BODY WILD「AIRZ」などの差異化商品の新展開に加えて、カットオフ等の主力商品、スポーツカテゴリー商品が順調に推移しました。レッグウエア分野はファッションボトムトレンドの変化や天候影響もあり、低調に推移しました。繊維資材は、海外事業環境変化による生産性悪化の影響を受けました。
以上の結果、アパレル事業の売上高は72,609百万円(前年同期比1.9%減)、営業利益は2,507百万円(前年同期比4.6%減)となりました。

ライフクリエイト事業では、不動産関連分野では、ショッピングセンター事業は地域に密着した運営により堅調に推移し、また賃貸事業では新規物件が貢献しました。スポーツクラブ分野は、競争激化により苦戦しました。
以上の結果、ライフクリエイト事業の売上高は15,285百万円(前年同期比5.2%減)、営業利益は1,241百万円(前年同期比10.5%減)となりました。

引き続き、これらの取り組みをスピードある行動で実践することで成果につなげ、“ここちよさ”をお客さまに提供するという強い意志をもって社会に貢献する企業を目指して参ります。
株主の皆さまには変らぬご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2019年5月

グンゼ株式会社
代表取締役社長
廣地 厚