ニュースリリース

創立120 周年記念整備事業
「グンゼ博物苑」リニューアルオープン

グンゼ株式会社(本社:大阪市北区、社長:児玉 和)は、創業の地・京都府綾部市にあるグンゼ博物苑(京都府綾部市、苑長:金野 勝幸)で進めていた展示蔵3棟のリニューアルが完了しました。

当苑は、1996年に創立100周年を記念し、大正時代に繭蔵として使用していたものを改装、当社で使用していた歴史的な機械・資料等を一堂に集めた産業技術史の資料館としてスタートしました。110周年にも当時の事業に沿った内容に見直しており、今回は2回目のリニューアルとなります。

コンセプト

グンゼの歴史的遺産を後世に残していくとともに、グンゼの今を広く発信する

展示蔵リニューアルの変遷

展示蔵の紹介

創業蔵

1階:養蚕農家で使用されていた道具のほか、蚕糸研究に関するパネル等を展示しています。
中央部には、繭に囲まれて写真撮影できるスペースもあります。
2階:明治から昭和初期までを4つのエリアに分け、グンゼの歴史を日本近代史とともに紹介しています。 「郡是の人づくり」では人財教育や寮生活の様子を紹介。波多野語録なども展示しています。

現代蔵

1階:現在展開している事業の製品・サービスや事業のあゆみをパネルと商品展示で紹介しています。
2階:アパレル製品(インナーウエア、レッグウエア、ハウスカジュアルウエア)の主要なブランドをパネルと商品展示で紹介しています。 事業開始当時の肌着やストッキングなどもご覧いただけます。

未来蔵

1階:研究開発部門で開発された新製品や技術を6つのブースに分けて、展示品・モニター・パネルで紹介しています。布ピアノなどお客様に体験していただける展示品もご用意しています。
2階:フリースペースとして、今後の活用方法を検討していきます。

グンゼ博物苑

その他の創立120周年記念整備事業

歴史資料館

蚕糸事業全盛の大正時代に、蚕事所(蚕種研究)の本館事務所として建てられた施設に、当社の歴史に関する収蔵品を一堂に集め、保管・展示。以下の2点を主な目的としています。

  • ・グンゼの歴史的遺産等(収蔵品)を適切な状態で保存する
  • ・大学や国の機関など各種研究者の調査・研究に役立てる

※定期での開館はしておりません。
調査・研究等でご利用いただく場合は、お問い合わせください。

道光庵

創業者・波多野鶴吉と教育部長・川合信水が暮らした社宅の一部(床の間、欄間、高塀門)を移築。玄関を再現し「道光庵」としました。庭には当社にゆかりの深い「繭」をモチーフにした踏み石や盆栽のほか、梅や桜、あじさい、もみじ等を植栽し、四季を通じてお楽しみいただけます。

道光庵

  • 〒623-0011 京都府綾部市青野町 「あやべグンゼスクエア」内
  • 開館:木曜日・金曜日・土曜日 11:00~16:00
  • 貸切予約:上記曜日で月1日まで利用可
    ※1,000 円/時間

南ヶ丘公園

綾部市の市街地が見渡せる南ヶ丘公園には、創業者・波多野鶴吉の遺骨が分骨されている記念碑と銅像があります。
記念碑の「波多野鶴吉君」の文字は、波多野鶴吉が師と仰いだ教育部長・川合信水によって書かれたものです。

南ヶ丘公園

  • 〒623-0026 京都府綾部市神宮寺町

以上

本件に関するお問い合わせ先

報道関係の方からのお問い合わせ
グンゼ株式会社 広報IR室 (大阪) 
TEL:06-6348-1314(担当/小倉・谷川・川野)
一般のお客様からのお問い合わせ
お客様相談室 
フリーダイヤル :0120-167874
(受付時間:月~金曜日/9:30~17:00)※土日祝日、年末年始などの休暇を除く

グンゼは1896年、京都府何鹿郡(現在の綾部市)に蚕糸業振興と、それによる地域社会貢献を創業の理念として誕生し、おかげさまで今年創業120周年を迎えました。
これからも創業の理念を経糸とし、お客さまに"ここちよさ"をお届けする企業として邁進してまいります。

掲載されている情報(製品情報、サービス内容、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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