
「COMFY MAKE BRA」

「WASHIITO」

「KAIMIN NAVI」
グンゼグループは、さまざまなステークホルダーの皆さまとともに新しい価値を生み出していく取り組みを進めています。私たちは、サステナビリティを追求した商品やサービスの提供に努めることにより、社会課題の解決に貢献しています。また、働きがいのある組織風土を醸成し、従業員のエンゲージメント向上に取り組むことにより、企業価値と競争力の向上が生まれ、企業体質の進化につながると考えています。
年々厳しさを増す夏の暑さに対応する下着に対して、着用者は現状商品に充分満足していないことが自主調査で分かりました。汗の不快の原因を解消すべく、新発想のアイデア創出と商品開発に取り組み、アパレルカンパニーの総合力により誕生したのが、「アセドロン」です。インナーウエア、ソックス、パジャマのトータル展開で、衣服内の環境における不快の根本的な原因である「汗のベタつき」を解決。珪藻土を模した構造の新開発素材が衣服内の嫌なベタつきをなくし、さらっとしたきごこちを実感できます。
「カッコ良くて、それでいて抜群に心地よい」をコンセプトに、インナーウエアにこだわり続けてきた「BODY WILD」がデビュー27年目にしてブランドロゴも刷新し、リニューアルしました。ライフスタイルもファッションもシームレス化し、共感できるものが選ばれる生活者の購買心理に合わせ、ブランドのDNAである「ここちよさの追求」を全身で感じていただけるようなラインアップで、新たなステージに挑戦します。ボクサーパンツの進化とともに培ったモノづくりの経験と技術を活かし、快適なライフスタイルをトータルでデザインするプロダクトを展開。従来のボクサーパンツをはじめとするインナーウエアに加えて、カジュアルからビジネスシーンまで対応したジャケット&アウターボトム、履き心地の快適さにこだわったソックス、室内のリラックスタイムを支えるルームウエアなど、トータルアパレルブランドとして進化を目指します。
課題である若年層のファン獲得を目指し、商品ラインアップを刷新しました。企画チームでは、ブランドのありたい姿や、それを実現する商品についてディスカッションを続け、そこで生み出されたのが、「7DAYs
LOOKs」。プライベートでも仕事でも、着ることで自己肯定感が上がり、自信が持てる。「Tuché」アイテムだけで全身コーディネートが可能で、1週間ご機嫌でいられるワードローブを目指す商品です。
webプロモーションは、靴の老舗メーカーであり、若年層ファンの多い「HARUTA」とタッグを組み、インナーウエア、アウター、シューズまでトータルコーディネート。新しい「Tuché」ファンの獲得を進めています。
アパレル事業では、人にやさしく環境に配慮した素材を積極的に使用したサステナブル商品の開発に取り組んでいます。レディスインナーブランド「KIREILABO(キレイラボ)」の「Fitte」グループはオーガニックコットン混素材のやさしい着心地や、ナチュラルなアースカラー、さまざまなニーズに応える豊富なラインアップでお客さまに支持をいただいているグループです。「COMFY
MAKE
BRA」はバストをしっかりメイクしながらも、洗濯タグを転写プリントにし、肌側にあたるすべての身生地(アンダーテープ、縫い糸、金具、転写プリントは除く)にオーガニックコットン混素材を採用、やさしい着心地を実現しました。
レッグウエア分野では、環境に配慮しながら快適な履き心地を叶えるエシカルなソックス「WASHIITO(和紙糸)」ブランドが新たにデビューしました。森林管理された針葉樹の廃材を使用した和紙繊維を原料に使用したソックスで、極限まで細くした和紙を新技術で糸にすることにより、一般的な和紙繊維とは違うソフトな新触感を実現しました。和紙の特長である抗菌性、消臭機能、吸水速乾性を生かした商品です。
ハウスカジュアル分野では「KAIMIN
NAVI(カイミンナビ)」の寝返りしやすいパジャマシリーズより、一般的な綿に比べ環境へ与える負担が少ないオーガニックコットンを、天然素材(桜やカーネーション、ブルーベリー、竹炭など)から抽出した色素で染めたパジャマを発売。人にも環境にもやさしい「KAIMIN
NAVI」パジャマは、植物の持つ自然の力を感じながら安心してご使用いただけます。
乳がんなどの手術後や、肌が敏感になった方のセルフケアをサポートする肌着「メディキュア」は、肌への刺激を軽減した商品です。そのやさしい着心地から「子ども向けの肌着も販売してほしい」との皮膚科医師やお客さまの要望に応え、子ども用肌着「メディキュア
for kids」を発売しました。
大学で臨床研究を行ったこの素材は、なめらかな肌ざわりで汗をかいても快適な着心地です。完全無縫製に加え、洗濯絵表示もプリントにすることで、縫い目とタグによる刺激を軽減しています。グンゼは肌着が「衣料」から、肌や心をいたわる「衣療」につながる商品開発を進めています。また、2021年より、(株)メディカルユーアンドエイを通じて皮膚科クリニックでの販売も開始しました。
キッズインナー「メディキュア for Kids」
グンゼは、「女性のカラダとココロ」に寄り添った商品の開発に長年取り組んできましたが、ここ数年、フェムテックが注目されるなか、改めて「女性のカラダと健康」についての理解を深めるための社内セミナーを実施しました。講師に東京大学医学部附属病院の女性診療科・産科の甲賀かをり先生をお迎えし、商品企画、営業担当者を中心に約100名が参加しました。女性のカラダの仕組みや、年齢、ライフステージの変化に伴う困りごとについて学びました。グンゼはこれからも、時代とともに変化するニーズを捉えた商品の提供を通じて、女性がより快適で自分らしい毎日を送るためのサポートをしていきます。
社内セミナー風景
スイミングスクールでは、保護者の満足度を高めるべく観覧スペースの工夫や、コーチの指導力強化を進めています。
中学校でのダンス授業が必須となり、オリンピックでブレイキンが採用されるなど、ダンスに対するニーズが高まっています。チアダンスやK-POPダンスなどのダンススクール実施を13店舗に拡大し、会員数は順調に増加しています。
現在、小学校ではプログラミング教育が必修化されていますが、子どもたちの論理的思考を高める取り組みの一つとして、プログラミング思考を学ぶスクールの導入を進めています。プログラミング教育によって、目的を達成するために物事を順序立てて考え、結論を導き出していき、それを計画的に実行する思考が高まると言われており、創造力・想像力・判断力の向上も期待されています。