マネジメント

グンゼ環境憲章 私たちは、かけがえのない地球を次世代、未来へと受け継いでいく責任を深く自覚し、真に豊かで持続的発展が可能な地球社会を実現するため、一企業市民として環境問題に積極的に取り組み、環境への負荷の軽減に努め、環境を維持、保全していかなければならない。
このため、私たちは、環境に対する社会的責務を認識し、環境問題に取り組むべく、環境基本理念と行動指針を定める。

基本理念 私たちは、環境に優れた製品・サービスの提供を通じて、恵み豊かな地球社会の発展に貢献する。
また、私たちは自然の恵みに大きく依存している事実を正しく理解し、生物多様性の保全に配慮した地域環境との共生に努める。

行動指針 事業活動の全ての場面において環境負荷の低減に努め、関係する国内外の生物多様性、地域社会に及ぼす影響などに配慮する。
法・条例の順守はもとより、自主管理基準を設定し、環境管理水準の向上に努める。
資源、エネルギーの効率的利用をはかり、温室効果ガスの排出抑制に努める。
廃棄物の発生量の低減に努めるとともに、回収・再利用化の推進を行い、資源循環に努める。
環境に優れた製品の研究開発、および環境負荷を低減する生産技術、環境技術の開発に努める。
構成員の環境意識の向上をはかり、地域社会の一員として環境保全活動に協力、貢献する。
海外事業の展開において、環境への配慮と環境技術移転に努める。
万一、事故等による問題が発生した場合には、迅速に環境負荷の最小化に努める。

1997年5月制定
2010年5月改定

「stage2」活動推進図 「stage2」活動推進図

サステナビリティ推進体制 グンゼグループでは、持続可能な社会を構築することを社会的な責任と考え、サステナビリティのある経営を目指し、中長期的テーマと主要推進事項に取り組みます。
また、サステナビリティ委員会を設置し、事業活動を通じて持続可能な社会の実現および企業価値向上を目指します。
中長期的テーマ及び主要推進事項は、サステナビリティ委員会の審議を経て、変更又は追加されることがあります。

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サステナビリティ委員会 グンゼグループは、経営理念及び経営方針にもとづき、自社事業活動を通じて持続可能な社会の実現及び企業価値向上を目指すため、サステナブル経営の方向性を定めて推進することを目的とし、サステナビリティ委員会を設置しています。
サステナビリティ委員会では、サステナビリティに関する基本方針及び主要推進事項、組織及び体制の整備、計画の状況確認並びに情報の集計及び管理、グンゼグループの活動の社外に対する開示、全社的教育研修活動の計画及び実施について審議し、決定いたします。サステナビリティ委員会の委員長は、サステナビリティ担当取締役又は執行役員が担い、委員は本社部門と部門長を中心に構成され、原則として4半期に1回開催いたします。

自然資本への取り組み グンゼは、製造現場における環境への配慮として、CO₂排出量の削減、大気汚染防止、水質汚濁防止、化学物質管理に取り組んできました。
CO₂排出量削減においては、コージェネレーションシステム(発電と排熱を同時に利用する設備)や、多くの工場におけるEMS(エネルギー管理システム)の導入により、電力を中心としたエネルギー使用の可視化を実現し、省エネ活動を強化してきました。これによりエネルギー効率が向上し、自然環境への負荷軽減に寄与しています。
また、自然資本である太陽光を活用したソーラーパネルによる創エネ活動にも注力しており、FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を活用して得た環境価値(トラッキング付き非化石証書)を買い戻すことで、脱炭素化を推進しています。
加えて、重油からLNGなどへの燃料転換も進め、大気汚染物質の排出削減にも取り組んでいます。