廃棄物削減
方針・基本的な考え方
全社での「資源循環(3R+Renewable)」を進めるにおいて、「リデュース」により事業へ投入する資源を減らすことで廃棄物を削減し、
それでも発生する事業活動からの廃棄物については「リサイクル」を進め、廃棄物の削減を推進していきます。
環境法令遵守状況
2022~2024年度(VISION 2030 stage1)の3年間の、廃棄物に関する違反(許可・基準・規制違反他)はありませんでした。
廃棄物処理法等の各種法令を順守し、適切な管理と処理を行っています。
取り組み
基本的な考え方として、グンゼグループの生産活動から発生する排出物を、水平リサイクルとカスケードリサイクルによって再生し、社内循環を目指します。
具体的な取り組みとしては、プラスチックフィルム工場から排出されるプラスチックのごみは、水平リサイクルとして再原料化を行っています。
水平リサイクルができないものは、他の事業部門で使用しているプラスチック製品(アパレル事業ではハンガーやフック、さらにミシン糸用のコーンなど)へのカスケードリサイクルを行い、社内での循環を進めます。
また、アパレル工場から排出される綿素材・合繊素材の端材を、カスケードリサイクルとして混抄紙(パルプに廃材を混ぜて抄いた紙)に再資源化し、社内で活用しています。
今後は、産業用資材として社外の製品でも幅広く使用いただく提案を推進していきます。
さらに、各工場で使用している化学物質(有機溶剤など)についても、社内外での循環を進めています。
エンプラ事業部では有機溶剤を水平リサイクルするシステム・仕組みが完成しており、社内循環による利益創出もすでに実践できています。
同時に、生産で使用する資源の量を抑制するリデュース、リユースもさらに推進するなど、グンゼグループは持続可能な未来企業として、総合サーキュラーメーカーへの変革を加速していきます。