水資源の保全

アパレル分野での繊維染色技術改善の事例 肌着、ストッキング、ミシン糸の原料となる繊維の染色加工では、着色や風合いの付与のため多量の水やエネルギーを消費します。
当社では新たな染色技術を導入・確立することで、製品製造あたりの使用水量および消費エネルギー量を大きく削減し、恒久的な環境負荷低減を実現しました。
この染色改善処方は毎年企画される新たな素材・カラーへの水平展開を着実に実施しており、環境負荷低減を継続的に進めています。

プラスチックフィルム分野における水資源の循環活用事例 2023年にサーキュラーファクトリー(資源循環型工場)に転換したプラスチックフィルム分野の基幹工場である守山工場(滋賀県守山市)では、琵琶湖に近い立地を活かし、豊富な地下水を機械の冷却や空調に活用しています。
使用後に温まった地下水は、暖房の補助熱源としても活用し、その後、温度を下げた状態で再び地下に戻すことで、限りある水資源を無駄にせず、地域環境にも配慮した持続可能な生産活動に取り組んでいます。

地域環境保全活動への参画 当社グループは、行政やNGOの環境保全活動に賛同しており、拠点近隣の水源保全活動へ積極的に参画しています。
一例として、びわ湖や天橋立の清掃活動への参加協力などがあります。

「ゴミゼロ大作戦」への参加 守山市の木浜湖岸で「ゴミゼロ(530)大作戦」が行われ、市民団体や自治会、グンゼも参加しました。

「ゴミゼロ大作戦」への参加