リスクマネジメント

リスクマネジメント体制の強化 グンゼグループではリスク全般について未然防止や不測の事態への適切な対応を図るため、リスクマネジメント委員会を設置しています。
労災、不正行為、そしてあらゆるハラスメントをゼロにすることを目標に、具体的なリスクの洗い出しを行い、リスクを最小化すべく対策に取り組んでいます。

目標・実績

リスクマネジメント委員会開催数
2024年度 6回
2023年度 4回
2022年度 4回

体制 リスクマネジメント委員会では、リスク管理に関する規定に基づき、リスクの予防並びに発生したリスクについての対処及び再発予防策等について審議及び検討を行っています。
本委員会は、コンプライアンス担当役員、および部門長で構成しています。

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セキュリティ基本方針 グンゼグループは情報セキュリティの維持・向上に向けて2006年度より「ITセキュリティ方針」を定め、組織的な体制の下でグループ全体のリスク状況の把握、基本方針の策定、定期的な診断・モニタリング、インシデント発生時の対応やセキュリティ意識の向上など、体系的な取り組みを行っています。

ITセキュリティ方針の概要

項目 内容
1. 基本理念 全ての情報資産の使用および保護に関し、情報セキュリティを通じて業務の適正性、有効性および効率性を確保すること、
本方針が全ての役員および従業員に適用されることなどの基本事項を記載
2. 組織体制 社長をトップとする体制とIT担当役員を中心とした運営体制および責務を記載
3. 役員および従業員の責務 IT情報セキュリティ維持・向上のための遵守事項や情報資産の取り扱いを記載
4. 法令順守 関連する各法令(個人情報保護法、不正アクセス禁止法、著作権法等)および規範の遵守を記載
5. 事故発生時の対応 事故発生時は、影響度に応じた事故対応チームを発足し対応すること、また関連部門と連携し、
対外公表をはじめ各国・各地域における当局への届出を適時・適切に行なうことなどの事故対応方針を記載
6. 違反時の対応 役員および従業員が、当該規程や関連する文書に定められた事項に違反した場合の処分を記載

体制 グンゼグループは、セキュリティ対策活動を推進するための組織として、経営が任命したIT担当役員を委員長にITセキュリティ委員会を設置しています。
本委員会は、全社のセキュリティに関する状況把握、管理体制の維持、セキュリティに関する対策標準の策定、各施策の審議および決定を行います。
また、ITセキュリティ事務局を設置し、委員会で決定した対策事項の実行および監督のため、各部門のセキュリティ責任者・担当者へ対策を指示・フォローしています。

取り組み ①教育・啓発
教育・啓発活動の一環として、従業員に対して情報セキュリティに関する重要な情報を定期的に配信しています。
また、セキュリティ訓練の実施により、理解状況の確認と振り返りを行い、従業員の情報リテラシー向上に取り組んでいます。
情報資産の適切な管理・活用について、従業員への教育・訓練を継続的に実施し、組織全体での情報セキュリティ意識の向上に努めています。

②セキュリティ対策
システムへの不正な侵入、情報漏えい、改ざん、紛失・盗難、破壊、利用妨害等を防止するため、適切な対策を講じて情報システムを安定的に運用します。
特に、高度化するサーバー攻撃に対して、定期的な対策の見直しを実施しています。また、事業活動に必要な情報システムやネットワークを継続利用できるよう適切に管理します。
情報セキュリティ上の問題が発生した場合は、関連部門及び外部の関連機関と連携して被害の拡大防止と原因究明を進め、再発を防止します。