ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン

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グンゼの女性活躍推進 グンゼグループではDE&Iを重要な人財戦略と位置付けており、女性活躍推進に積極的に取り組んでいます。

専任部署の設置 2025年4月に人事総務部人財開発室に女性活躍推進事務局を設置しました。
女性採用比率のアップ、女性管理職候補者の個別育成計画の策定、アンコンシャス・バイアスを解消するための研修などの諸施策を推進します。

経営層の意識改革 2024年10月「女性活躍から始める人的資本経営」をテーマに全社講演会を開催し、女性活躍の意義や先進企業の好事例を講師からお話いただきました。
講演会に先立ち、女性従業員のキャリア志向や女性活躍を阻む課題などに関する社内アンケートを実施し、その結果をもとに、講師と佐口社長がディスカッションし、女性活躍のあり方についてのトップメッセージを全社に発信しました。

女性リーダー層の形成・育成 GLSL(グンゼリーダーシップスクール・レディス)研修では、女性従業員への期待を伝え、自律的なキャリアイメージを醸成し、参加者が組織の中でリーダーシップを発揮することを目的に開催しています。
2024年度は一般職も対象に加え、過去3年間で65名が受講しました。
研修を機に、マネジメントの役割を通じて活躍する従業員もいれば、あらためて学び直しを始める従業員がいるなど、それぞれのキャリアオーナーシップの確立に役立っています。

仕事と家庭の両立で、 中長期的な視点で会社に貢献

IP・リーガル部
法務コンプライアンス室長

小林 千夏

2016年にグンゼに中途入社、2025年に法務コンプラインス室長を拝命しました。
当室は法律相談や契約レビューの他、中期経営計画に基づく各事業施策の推進に対し、法的観点からの支援を行っています。
私生活では二児の母として慌ただしい日々を過ごしています。家事育児は「できる方ができることをする」。保育園や塾の送迎や料理などを夫婦で何とか分担しています。
海外出張や急な重要案件の会議で帰宅が遅くなることもありますが、夫のサポートで遂行できています。
日々、優先順位の見極めとタイムマネジメントを意識して業務に取り組んでいます。育児や生活を優先せざるを得ない時期もありますが、他と比較して焦ったり諦めたりすることなく、中長期的な目線で会社に貢献するという気持ちが大事だと思います。

グンゼのD&Iの取り組み事例

グローバル化を加速するため、世界を飛び回る

Gunze United Limited
マネージャー

Faisal Chowdhury

アパレル業界でのマーチャンダイザーとして業務経験があり、日本での勤務経験があったことから2014年に日本語通訳としてGunzeUnited に入社し、ミシン糸の営業も担当することになりました。
当時のバングラデシュではグンゼのミシン糸はほとんど認知されておらず受注の獲得は困難を極めましたが、頻繁に顧客訪問を行うことによりお客さまとの信頼関係を構築してきました。
会社への貢献という成功体験は私に大きな自信を与えてくれました。このたびグンゼの正社員になることができたことは人生における大 きな節目であり、大変光栄に思っています。
今は重点課題である事業のグローバル化に向け、世界中を飛び回っています。
“Never give up, & Always hope for the best.”
の精神で事業に貢献していきます。

障がい者雇用

「法定雇用率の達成」を基本に、継続的な障がい者雇用機会の維持・創出に取り組んでいます。
具体的には、各事業所の障がい者雇用推進者を中心に、受け入れ可能な職場・職務などを特定した上で、地域のハローワークとも連携しながら職場・職務とのマッチング・職場への適応支援などを推進しています。

育児・介護支援への取り組み

グンゼが両立支援において目指すありたい姿は「育児/介護を理由に辞める人がいない」「安心して制度を利用できる組織風土である」「育児/介護を経験しても能力を最大限に発揮し、キャリアの展望がもてる」の3つです。
2024年度に実施した社内アンケートの結果を踏まえ、2025年4月の法改正を機に見直しを加えた現在の制度概要は右表のとおりです。
今後も引き続き両立支援の仕組みづくりと、組織風土への浸透策実施に取り組んでいきます。

両立支援制度の概要
育児 介護
育児休職
(上限は2歳まで。5日間有給)
介護休職
(上限は1年間)
育児の短時間勤務
(上限は小学校6年生まで)
介護の短時間勤務
(上限は通算3年)
子の看護等休暇
(上限は小学校6年生まで)
介護休暇
育児サービス利用料補助
①保育利用料補助
②延長保育利用料補助
③ベビーシッター等利用料補助
介護サービス等利用料補助
両立支援のサポート面談
「両立支援のためのハンドブック」による情報提供

支援制度

母子休暇

妊娠中または出産後1年以内に医師から指導を受けた場合、または妊娠4ヶ月までのつわりにより就業が困難な場合に取得可能です。

通院休暇

妊娠中または出産後1年以内の女性が母子保健法による健康診査等のため、労働時間内に通院する必要がある場合に取得可能です。

妻の出産休暇

妻の出産時に、3日以内および出産地への往復日数の休暇を取得することができます。

子どもの看護休暇

小学校6年生までの子どもの病気やケガの世話、予防接種や健康診断受診、感染症に伴う学級閉鎖、入園(入学)式、卒園(卒業)式のために取得することができます。1時間単位の取得も可能で、4時間以内の取得は0.5日、5時間以上は1日としてカウントします。

育児休職者へのサポート面談

女性社員がライフイベントを経てもやりがいを持って働き続けられるように、2015年4月から育児休職者と上司が以下タイミングで面談を実施、育児休職からの復職をスムーズに行えるようにサポートしています。

  1. 妊娠報告時
  2. 産休取得時
  3. 育児復帰前
  4. 復職先決定後
  5. 復職3ヶ月後
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メンタリング

「人的ネットワーク構築」「将来の会社を担う人財への育成およびキャリア開発支援」を図る目的でメンタリングを実施しています。

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女性活躍推進に基づく一般事業主行動計画及び次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画

●あるべき姿:当社はダイバーシティ&インクルージョン(DE&I)推進を通じて、「多様な人財が長く活躍し続ける会社」を目指しています。

  1. 計画期間:2025年4月1日~2028年3月31日(3年間)
  2. 計画内容:添付
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グンゼは、2015年1月15日から、
「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」
認証企業に認定されています。