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フィルム強度比較 測定機器の説明
2021.10.12

グンゼでは様々な観点からフィルムの強度比較を行っており、ピンホールの原因分析だけでも年間100件以上は依頼を頂いている。その原因に沿った強度比較を行うことで再発防止に繋げている。
ピンホールの解説に関する動画はこちら↓
原因別に使用する機器を順番に紹介する。
測定機器

(1)貫孔試験
<測定方法>
・中央の丸穴にサンプルをセットする
・上部から針が下降
・サンプルを針が通過した時の強さを計測する
<測定方法>
・中央の丸穴にサンプルをセットする
・上部から針が下降
・サンプルを針が通過した時の強さを計測する

(2)衝撃試験
<測定方法>
・右上部にサンプルセットする
・半アーチ状の金属を持ち上げる
・サンプルを打ち抜く時のエネルギーを計測する
<測定方法>
・右上部にサンプルセットする
・半アーチ状の金属を持ち上げる
・サンプルを打ち抜く時のエネルギーを計測する

(3)ゲルボフレックステスター
<測定方法>
・円筒状にサンプルをセットする
・440度捻りながら87.5mm縮める(a)
・更に62.5mm縮めて元に戻す(b)
(a)(b)を繰り返す
<測定方法>
・円筒状にサンプルをセットする
・440度捻りながら87.5mm縮める(a)
・更に62.5mm縮めて元に戻す(b)
(a)(b)を繰り返す

(4)回転磨耗試験
<測定方法>
・サンプルを四つ折りにする
・回転盤を段ボールに固定する
・四つ折りの角と段ボールを接触させ、回転盤を回す
・任意の回転数で止め、ピンホールの有無を確認する
<測定方法>
・サンプルを四つ折りにする
・回転盤を段ボールに固定する
・四つ折りの角と段ボールを接触させ、回転盤を回す
・任意の回転数で止め、ピンホールの有無を確認する

(5)新磨耗試験
<測定方法>
・角錐状の治具にサンプルを固定する
・一定荷重を加え、段ボール上を往復させる
・任意の回数を行い、ピンホールが発生した時の回数を確認する
<測定方法>
・角錐状の治具にサンプルを固定する
・一定荷重を加え、段ボール上を往復させる
・任意の回数を行い、ピンホールが発生した時の回数を確認する

(6)回転ドラム試験
<測定方法>
・中央の丸窓からサンプルを入れる
・ドラムを回転させる
・設定時間経経過後のピンホールの発生個数を確認する
<測定方法>
・中央の丸窓からサンプルを入れる
・ドラムを回転させる
・設定時間経経過後のピンホールの発生個数を確認する

(7)振動試験
<測定方法>
・中身の入った段ボールをセットする
・一定時間、振動を加える
・設定時間経経過後のピンホールの発生個数を確認する
<測定方法>
・中身の入った段ボールをセットする
・一定時間、振動を加える
・設定時間経経過後のピンホールの発生個数を確認する
※測定機器によっては、任意の雰囲気環境下を再現できるため、測定条件はお問い合わせください。
【様々なピンホール改善事例】
ピンホール改善事例集をダウンロード頂けます。
→ご希望の方はこちら
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