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高ヒートシール強度OPPフィルム:MV2

2021.12.17

高ヒートシール強度OPPフィルム:MV2
グンゼには、カット野菜やもやしなどの生鮮野菜に使用されるMV2というシリーズがあります。
グンゼ独自の異種積層技術によって、安定した高いヒートシール強度が特徴です。

なぜ生鮮野菜用途に安定した高いヒートシール性が求められるのでしょうか。
それは「鮮度保持効果」と「生産性(歩留)向上」に直結するためです。


(1)鮮度保持効果について

 多くの生鮮野菜は酸素に触れて経時で色が変化するなど、長期間は日持ちしません。
 特にシールリーク等が発生した場合、野菜が触れる酸素量が増加し、劣化を促進します。
 そのため、MV2を使用することで酸素を入りにくくし、野菜の鮮度を保つことが出来ます。

 

MV2タイプを縦ピロー包装後に背貼り部分から開封した所、シール際に沿って破れるため、高いシール強度が出ていることが確認出来ます。

(2)生産性向上について

 縦ピロー機の場合、ホットタック性(熱間シール性)のないフィルムは充填時に「底抜け」現象が発生します。
 落ちた内容物は再利用が出来ないため廃棄せざるを得ません。
 昨今、カット野菜の容量大型化に伴い、更に落下衝撃による底抜けの懸念が高まっています。
 そのため低温シール性でシールレンジが広く、安定した強度をキープするMV2タイプは、生産性向上にも貢献しています。
 
詳しいMV2タイプの物性は製品情報をご確認ください。
 

今後さらにMV2タイプを活用した鮮度保持提案を進めて参ります。
詳細は担当営業、問い合わせフォームまでお問い合わせください。

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