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極薄強靭チューブ FS35N・FS40N サンプルキットのお申込み

2022.06.01

極薄強靭チューブ FS35N・FS40N サンプルキットのお申込み

グンゼは、サステナブルな社会の実現に向けてプラスチックの減量化を推進しています。
今回は、プラスチック使用量を50%削減可能な、極薄強靭チューブ「ピュアラップ FS35N・FS40Nタイプ」が、冷凍食品用包材として採用拡大している理由を共有します。

現在、内容物を保護する目的で、無延伸のナイロンポリチューブフィルムが多く使用されていますが、冷凍環境下での強度維持のため70µm以上の厚みが必要とされてきました。
このたび、グンゼが開発した「ピュアラップ FS35N・FS40Nタイプ」は、フィルム厚みがそれぞれ35µm・39µmと極薄でありながら、
従来の厚み70µmの無延伸チューブフィルムと比べ、突刺強度が23倍以上という高い性能を有し、同用途でのプラスチック使用量が約50%削減可能な製品です。
特に生鮮食品である水産・畜産物およびその加工品に最適です。

プラスチック削減に加え、他にも以下のような4つのメリットが挙げられます。

①耐ピンホール性に優れている
②カット性に優れている
③シール性に優れている
④商品が入れ易い

①耐ピンホール性に優れている

アバラ肉、魚の骨などが原因で袋が破れる場合において、無延伸チューブと比べて耐ピンホール性に優れます。
貫孔強度(突き刺し)では2~3倍の強さを持っています。

【耐ピンホール評価】

アバラ肉を真空包装し、工場間輸送した際の強度実験を実施しました。

アジの開きを真空包装し、長距離輸送した際の強度実験を実施しました。

②カット性に優れている

ハサミが使えない現場においても、無延伸チューブと比べてノッチからの開封性に優れます。また、真空包装時の空気の入り込みを最小限に抑えることができ、ドリップ量の軽減が期待できます。

【カット性評価】
実際にブロック肉を入れた袋を開封する際の抵抗を比較しました。

③シール性に優れている

シール不良による真空漏れ等を防止するため、冷凍保管による目視確認をする場合、無延伸チューブと比べてシール性に優れます。

【シール性評価(社内)】
あえて袋に段差を作った状態でシールした際の安定性を比較しました。

【シール性評価(顧客)】
あえて袋に段差を作った状態でシールした際の安定性を比較しました。

④商品が入れ易い

食品充填時に袋口が折り返しやすいため、調味料が付着せずにシール不良が解消できます。

こちらの写真は袋の口元部分を1回、2回折り曲げた時の様子です。
左側のFS35Nは 柔らかいため 口元の形状は大きく変わりませんが、右の無延伸チューブ80µmは袋自体が固いため、折り返しを繰り返すと口元が変形してしまいます。
手詰めの工程では 口元が変形するとタレが付きやすいなどの弊害が起こり、シール不良に繋がる可能性が高いため、
プラ使用量削減に加えて食品を守る意味でもサステナブルな効果を期待しています。

当製品は底シールや三方シール加工に加え、印刷なども可能です。
他社同用途製品と比較して薄く、プラスチック使用量の削減に大きく貢献できるグンゼの薄膜チューブ。
食品パッケージを通して「廃プラスチック削減」に真剣に取り組む水産・畜肉ユーザー様にお薦めの製品です。

今なら、薄膜のメリットを体感していただける無料サンプルキットを提供中です。


サンプルキットは営業(06-7731-5800)への電話、もしくは下記問い合わせボタンからお申込みください。


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