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FS40N 採用企業様インタビュー ①マルハニチロシーフーズ(株)様

2022.07.14

FS40N 採用企業様インタビュー ①マルハニチロシーフーズ(株)様
プラスチック使用量を50%削減できる真空包装用チューブフィルム「ピュアラップ®FS35Nタイプ・FS40Nタイプ」が食品業界にて採用拡大頂いています。

今回は、茨城県にあるマルハニチロシーフーズ(株)様へお邪魔し、FS40Nの使用についてお話をお伺いしました。
従来は、無延伸のチューブ袋を使用されていましたが、シールの不具合やピンホールに悩んでいたとのこと。

具体的にどのような現象が発生していたか、再現検証を行いました。

シールの不具合について

まず、今回の検証のために3種類のパッケージを用意。
実際、シール漏れによる不良率は数%とのことであり、少量評価では再現性をとることが難しいため、
以下のようにシール部分に段差を作り、テープで固定することで強制的なシワを発生させ、真空包装して頂きました。

真空結果はこちらです。

左図の写真は 1日経過後の冷凍保管庫から取り出した①FS40Nです。
見て頂ければわかる通り、フィルムが切り身に沿っている=問題なく真空がされている、ことが分かります。
強制的にシワを発生させた過酷条件にも関わらず、FS40Nは不良率ゼロという結果となりました。

左図の写真は ②無延伸の三方袋です。
シール部分から染料が漏れ出ている=シール性に問題があることが分かります。

真空直後、漏れが確認されたのが4袋。
1日経過後に更に2袋の漏れが確認できたため、合計6袋がシールが出来ていなかったという結果となりました。

左図の写真は ③無延伸の底シール袋です。

真空直後、真空漏れが確認されたのが3袋。
1日経過後に1袋ピンホールが確認できたため、合計4袋の不良が確認出来ました。
この差は、FS40Nがフィルムの厚みが薄いことで熱伝導に優れ、シワが発生した時にシールを阻害する絶対厚みが薄いことで、シール漏れしにくいというメカニズムです。
加えて突き刺し強度にも優れているため、ピンホールが発生し難いパッケージとなっています。
(強さの秘密はこちら

↓↓↓検証の様子は動画を確認下さい↓↓↓

実際に現場での発生していた不良についてのご苦労を動画に纏めています。
シール漏れなどで困っていらっしゃる製造メーカーさんは是非ご覧ください。

 

今後もFS35N・FS40Nの採用事例について随時 更新して参ります!

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