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緑豊かな環境づくりと
環境問題対応

地球環境に配慮した製品・サービスの提供を通じて、地球との共生に努めています。

緑豊かな環境づくりと環境問題対応

CO₂削減への取り組み

各年度進捗率各年度進捗率

2020年以降の温室効果ガス削減に向けたわが国の約束として、環境省から、2030年度に2013年度比- 26.0%(約10億4,200万t-CO₂)という目標が設定されております。この数字は、諸外国と比較すると非常に高い目標です。しかし、次の世代に地球を伝えていくため、私たちはこれをクリアしなければならないと考え技術的制約やコスト面の課題に対し、様々な施策や技術の積み上げを行いながら、取り組んでいます。

1.低CO₂排出エネルギーへの転換

低CO2排出エネルギーへの転換低CO2排出エネルギーへの転換

CO₂排出量の多いA重油から都市ガスやLPG、LNGなどのCO₂排出量の少ないものにシフトチェンジしています。また、火力で発電された電気はCO₂排出量が多いため、原子力、水力、太陽光、風力などの火力以外で発電された電気を使っています。新たな設備投資は必要なく、CO₂削減に取り組んでいる電力供給会社への見直しを行っています。

2.LEDへの切り替え

LEDへの切り替えLEDへの切り替え

LED照明への切り替えを行っています。消費電力の少ない機器を使用することでCO₂の排出量を抑える取り組みです。年々生産量は増加しているので、使用電気量は増えていますがCO₂の排出量は抑えられています。2019年度の実績は、2013年度比-22.5%と2030年に向け、毎年1%ずつ削減できるよう取り組んでいます。

3.設備更新による省エネへの取り組み

設備更新による省エネへの取り組み設備更新による省エネへの取り組み

高効率機器へ更新することで省エネに取り組んでいます。初期投資はかかりますが、効率の良い設備にモデルチェンジする事で省エネにつながります。

4.他企業協同でのAIを用いた監視システム導入

他企業協同でのAIを用いた監視システム導入他企業協同でのAIを用いた監視システム導入

工場が稼働していない土日はエネルギーを自動で抑え、月曜日の稼働に備えて事前にコンディションを整えることや、その他工場の無駄なエネルギーの改善を支援するAIシステムを導入予定です。

グンゼグリーンの取り組み

グンゼグリーンの取り組み グンゼグリーンの取り組み 都市緑化で街を美しく

各年度進捗率各年度進捗率

グンゼグリーンでは、樹木や花卉の植物を販売する事業を行っていますが、この事業そのものがグンゼのマテリアリティの一つである「緑豊かな環境づくりと環境問題対応」であり、私たちのやりがいにつながっています。地球温暖化の原因となる温室効果ガスの主要構成要素であるCO₂を削減するためには排出量を減らすとともに、植物によりCO₂の吸収と固定量を増やすことが必要です。特に都市開発により森林が減少しないよう都市緑化(街路樹、都市公園など)が重要です。樹木は幹や枝、根に大量の炭素を蓄えるので都市緑化のために樹木を販売することは地球温暖化の抑止につながります。2019年度の樹木販売によるCO₂の固定量は783t (樹木の乾燥重量の半分が炭素)となり、2020年度は873tを目標にしています。

宮城県気仙沼市の古木

宮城県気仙沼市の古木 宮城県気仙沼市の古木 宮城県気仙沼の古木

ソメイヨシノの子孫を残したいという熱い思いを受け、新たな取り組みを始めました。これは、宮城県気仙沼市にある「ソメイヨシノ」の古木が道路拡張工事のために伐採されることになり、地域の住民に長年親しまれてきた大切な桜ですが、老木であり移植が困難なため、何とか子孫を残す方法はないかと相談がありました。そこで、私たちは接ぎ木を提案し、2019年末に「ソメイヨシノ」の古木から接ぎ穂を採取し、同日中に茨城県の農園に持ち帰り、冷蔵庫で保管し、2020年4月8日に32本の接ぎ木を実施し養生を開始しました。来年には10本の苗木を気仙沼に納入することを目標に大切に育てています。

教諭への研修

教諭への研修 教諭への研修 グンゼグリーン 清水 尚(左)、
松本 理(右)、永田中学校教諭(中)

地域貢献の一環として、研修も行っています。この研修は教員が民間企業などでの業務体験を通じ、社会を捉える視野を広げ、教員としての資質および能力の向上を図ることを目的としています。2019年8月に、横浜市立永田中学校の教諭をお迎えし、研修を行いました。夏の午後の一番暑い時間に出荷場および周辺生産農家を回り、街の中の緑の供給はどのように行われているのかを実習しました。普段何気なく目にしている公園の木々や街道沿いに植えられている樹木などは、生産農家から出荷されていることを初めて知られたようで「横浜市内にこのような自然豊かな農地が点在し、そこが緑の供給基地になっていることを生徒に伝えていきたいと強く思いました」との喜びの声をいただきました。今後も地元の教育の一環に少しでも役に立ちたいと思います。