グンゼ、124年のあゆみ
グンゼは製品やサービスの提供を通じて時代に求められた社会課題の解決に取り組んできました。
それぞれの分野で業界オンリーワンを目指していきます。
1896~
地場養蚕業の活性化により地域社会に貢献するため製糸会社を創業
グンゼの創業者 波多野鶴吉は、地場産業である養蚕農家の実態を目の当たりにし、蚕糸業の体質改善を決意。当時「粗の魁」とまで酷評された京都府の繭、生糸を優良品にすることが急務と考えました。「善い人が良い糸をつくる」との信念により、社員教育を徹底し、優良品の生産を実現しました。
- 1896
- 創業者 波多野鶴吉が京都府何鹿郡(現 京都府綾部市)に郡是製絲株式会社を設立
- 1900
- パリ万国博覧会で金牌受賞
- 1902
- 米国スキンナー商会と特約販売開始
- 1909
- 正量取引を開始
- 1917
- 郡是女学校設置
1930~
戦後急速に拡大したアパレル製品(靴下・肌着)で衣生活を改善
アメリカではレーヨン(人絹)が開発され、生糸価格は大きく下落。生糸の代わりとなる二次加工品としてフルファッション絹靴下の製造を開始しました。戦後は、ナイロン製靴下生産に舵を切り、価格低下による普及に貢献。また戦後間もなくメリヤス肌着の生産を開始。「金の品質、銀の価格」を標榜し、「なぜ」を深く掘り下げることを追求。その高品質により「国民肌着」と称されるまでになりました。
- 1933
- ニューヨークにグンゼシルクコーポレーション設立
- 1934
- フルファッションの靴下生産開始
- 1946
- メリヤス肌着の生産開始
- 1954
- ミシン糸事業開始
1960~
新素材の用途開発で「技術立社」グンゼの挑戦が始まる
石油化学工業の急成長とプラスチック樹脂の消費拡大により、新規事業としてプラスチック分野へ進出。まず自社靴下用包装フィルムを生産。1962年チューブ状収縮フィルムを開発し、その後、フッ素樹脂加工・高機能樹脂加工による新商品・新技術を開発。エンジニアリングプラスチックス、電子部品など事業展開を拡大し、今や機能ソリューション事業は多様な用途に使用されるBtoBビジネスとして新たなソリューションに取り組んでいます。
- 1962
- プラスチック事業開始
- 1965
- ファンデーション(婦人下着)事業開始
- 1967
- 社名をグンゼ株式会社に変更
- 1968
- パンティストッキングの生産開始
- 1973
- 緑化事業開始
- 1976
- 「社是」制定
- 1983
- エンジニアリングプラスチックス事業開始
- 1984
- グンゼスポーツ(株)設立
- 1985
- 電子部品事業開始、メディカル開発室設置
1985~
多様化したアパレル事業と事業の多角化により、豊かな生活文化を総合提案
消費多様化の時代に入り、アパレル事業の製品ラインナップは拡大し、幅広い消費者ニーズに対応。革新的な機能性とファッション性で、多くのロイヤルユーザーを獲得しました。同時に工場跡地の再開発を進め、衣・住の両面で生活文化を創造しました。
- 1985
- 生活文化の発信地としてショッピングセンター「つかしん」オープン
- 1989
- SOZ事業本部設置
- 1996
- グンゼ博物苑オープン
- 1998
- 「BODY WILD」デビュー
電子部品事業部設置
エンプラ事業部設置
- 2003
- (株)つかしんタウンクリエイト設立
- 2007
- グンゼエンジニアリング(株)設立
2010~
拡大する機能ソリューション事業と、アパレル事業、ライフクリエイト事業を融合させ新しい価値を創造
高齢化や健康志向の高まりを背景に、アパレル、プラスチック、メディカル、スポーツクラブなどの事業において、新たな価値の創出を目指した製品開発を行い、人々のQOL向上に取り組んでいます。スポーツクラブ分野では、地域と連携した健康寿命延伸のため新しいクラブ運営を始めました。
国土の緑化に貢献する緑化事業では、大阪御堂筋のイチョウ並木も扱っています
- 2010
- メディカル事業部設置
- 2014
- QOL研究所設立
あやべグンゼスクエアオープン
- 2016
- (株)ジーンズ・カジュアルダン子会社化
- 2017
- グンゼメディカルジャパン(株)設立
- 2018
- プラスチックカンパニーベトナム新会社設立
- 2019
- (株)メディカルユーアンドエイ子会社化
2021
中期経営計画「CAN 20」
人々のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に貢献する健康・医療関連分野を成長の核とするとともに、集中と結集によりそれぞれの分野で業界オンリーワンを目指してまいります。
コンセプト | 集中と結集 |
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推進期間 | (第1フェーズ) 2014年度~2016年度 (第2フェーズ) 2017年度~2021年度 |