より良いコミュニティ・
社会づくり
大阪府民の皆さまの「健康」と「安心」を支える
締結式の様子
―大阪府と包括連携協定を締結―
大阪府民の皆さまの「健康」と「安心」を支えるため、健康・医療、スポーツ振興、地域活性化、子ども、環境、防災の6分野にわたる連携協定と協働に関する包括連携協定を2017年9月に大阪府と締結しました。「乳がん検診キャンペーン」「健康イベント」「緑化事業」などの事業を通して、地域の活性化に向けた取り組みを進めています。
主な取り組み内容
包括連携活動実績
健康・医療
「だから行こう!乳がん検診」イベント開催
2017年10月1日、乳がん検診の受診率向上を目的とした取り組みとして、乳がん検診促進キャンペーン「だから行こう!乳がん検診」を、なんばウォーク「フォレストパーク」で開催しました。イベントでは、セルフチェック診断のチラシ配布や乳がん触診モデルによる「しこり」の感触体験などを実施。
早期発見の重要性と検診の必要性をアピール、正しく理解してもらうことで、乳がん検診の受診を促進しました。
地域活性化
「EXPO 2025」万博誘致を応援
グンゼは、2025年に開催される国際博覧会(万博)の日本・大阪への誘致に向けて発足した「2025日本万国博覧会誘致委員会」のオフィシャルパートナーです。グンゼグループの従業員に向けてPR活動を行うほか、グンゼが有する全国の情報発信ネットワークを活用して、日本(大阪)開催実現に向けた誘致活動を応援しています。
子ども
「楽しみながら学ぶ」グンゼの肌着教室を開催
関西エリアを中心に講師を派遣し、「肌着の役割と汗の働き」がテーマの出前授業「グンゼの肌着教室」を行っています。実験やクイズを交えて肌着を着ることの大切さを伝え、肌着を着る習慣を身に付けてもらうことで、衛生的で健康的な体づくりをサポートしています。2017年度は小学校の児童クラブや中学校など9校を訪問。約300人の子どもたちが受講しました。
子ども
一時保護所へ子ども肌着を提供
2017年12月23日、大阪府からの支援要請に基づき、児童虐待などにより保護された児童が入所している一時保護所(大阪府)へ、子ども肌着(男児シャツ・パンツ、女児シャツ・ショーツ)240枚を提供しました。
環境
「共生の森 植樹祭」を支援
2018年3月3日、大阪府が主催する「共生の森づくり」の活動の一環として、「第15回 共生の森 植樹祭」が開催されました。大阪府民(一般参加者)と大阪府下の企業23社から約500名が参加し3,600㎡のスペースに約1,700本の苗木を植樹しました。この植樹祭に、「グンゼラブアース倶楽部」の寄付金と会社のマッチング基金により、グンゼグリーンから265本の苗木を提供。グンゼグループから12名が参加しました。
災害支援活動
設立時の「SEMA」参画企業メンバー
災害支援をワンストップで提供
―緊急災害対応アライアンス「SEMA」を設立―
災害支援を実施している民間企業とNPO団体とともに、緊急災害対応アライアンス「SEMA(シーマ)」を設立しました。民間企業とNPOの連携により、日本国内での大規模自然災害発生時に企業が持つ物資・サービスなどの支援をワンストップで提供。自然災害が日本社会や被災者に与えるインパクトを最小限に食い止め、早期復興に向けた支援を行います。平時に加盟企業・団体が持つ物資・サービスなどをリスト化し、災害発生時には、リストをもとに各社が行う支援を迅速に被災地に届けます。また、公共機関と連携し支援の漏れや無駄を減らし、被災自治体の負担を軽減することを目指します。
義援金活動
2017年九州北部豪雨災害により甚大な被害にみまわれた地域のみなさまを支援するため、従業員からの義援金と同額を会社がマッチングし、日本赤十字社を通じて以下のとおり寄付いたしました。
義援金対象 | 従業員 | 会社 | 合計 | 義援金窓口 |
---|---|---|---|---|
2017年九州北部豪雨災害 | 522,053円 | 522,053円 | 1,044,106円 | 日本赤十字社 |
物資による支援活動
2017年九州北部豪雨災害により甚大な被害にみまわれた地域のみなさまに対し、公益社団法人シビックフォースを通じて以下のとおり支援を実施いたしました。
支援先 | 肌着(紳士・婦人・子ども) |
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2017年九州北部豪雨災害による被災地 | 3,300枚 |
その他
2017年度中間期(9月30日)の株主優待により、「グンゼ(株)セーブ・ザ・チルドレン」名義で1,025,000円を寄付いたしました。
創業の地、京都・綾部の活性化に向けた活動で、住みやすい地域づくりに貢献しています。
ものづくりの拠点として綾部に設立
<北部産業創造センター>
京都府、綾部市、京都工芸繊維大学の共同運営による産学公連携拠点「北部産業創造センター」が2018年4月2日に開所しました。人材の交流から育成、事業化、競争力強化に至る一連の「場」を提供し、府北部のものづくり企業の成長発展、次代を担う新産業の創出などを目指します。グンゼは、綾部本社の延べ1,780㎡の敷地を提供(賃貸)し、今後も地域の産業振興に貢献していきます。
- ビジネス交流の
「場」の提供 - 域内外の企業、大学、起業家その他イノベーションを起こす多様な人々の交流から、新産業の芽を創出
- 事業化の促進
- 大学研究の知見、公設試験研究機関のノウハウをワンストップで提供し、「その場」での本格的なR&D、迅速な試作・実証を支援
- ものづくりの
競争力創出 - 開発のスピードアップ、技術・生産性・品質などの向上を支援
- 産業人材の育成
- 基礎的な工学知識から高度な研究、設計技術、品質管理手法なども習得でき、開発プロジェクトを導くことができる産業人材を育成
地域の活性化に向けた活動
2018年2月に、創業者波多野鶴吉の没後100年、生誕160年を記念し、さまざまなイベントを開催しました。これからも綾部市民の皆さまとともに、地域の活性化に向けて活動を続けます。
グンゼ社員と綾部市民による寸劇「波多野鶴吉物語」
2月17日、綾部市民とグンゼ社員が演じる寸劇「波多野鶴吉物語」を、グンゼ記念館で上演しました。出演したのは事前募集に手を挙げた市民の方々とグンゼ社員。出演者、スタッフ計28名が1日2時間、計6回の稽古を重ね、本番に臨みました。上演当日は160名が来場し、立ち見が出るほどの盛況でした。寸劇の様子は「あやべグンゼスクエア」内でのビデオ上映をはじめ、綾部市観光協会でも公開しています。
「つるとはな」紙芝居を上演
2月22日~24日、グンゼ博物苑で「つるとはな-波多野鶴吉物語-」の紙芝居を1日2回上演しました。創業者の社宅を移築した「道光庵」での紙芝居は雰囲気たっぷりでした。
波多野鶴吉ゆかりの地めぐり
2月25日、綾部市内の波多野鶴吉ゆかりの地をめぐるイベントを開催。綾部市民、グンゼ社員、OBなど多くの方が参加しました。
郡是展を開催
2月19日~26日、グンゼ博物苑で「郡是展」を開催。社章の由来が記録された資料や、妻・はなの自筆の手紙、鶴吉の愛用した食器や常備薬などを展示しました。
2017年度(2017年4月1日~2018年3月31日)の活動を中心に、一部2018年4月以降の報告も含まれています。
また、ご紹介する関係者の所属・役職名は活動当時のものです。