地域社会
積極的に社会、地域活動に参加し、社会との友好な関係を築き、地域社会との持続可能性を追求します。
自治体との包括連携協定
大阪市と地域活性化包括連携協定を締結
締結式の様子
グンゼ株式会社(本社:大阪市北区、社長:廣地 厚 以下「グンゼ」)は、2020年3月24日(火)大阪市役所において大阪市(市長:松井 一郎)と、健康・医療、スポーツ振興、環境、こどもの健全育成など10分野にわたる包括連携協定を締結しました。グンゼはこの協定に基づき「がん啓発キャンペーン」「スポーツ振興イベント」「御堂筋の環境保全」「こども用肌着の提供」など事業を通じた地域の活性化に努めてまいります。
今後の連携・協働していく分野および主な連携事例
(★は主な取組み)
連携分野 | 主な連携事例 |
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1. 健康・医療に関すること | ★グンゼ直営店舗における「がん啓発キャンペーン」の実施 グンゼ直営店舗(中央区難波)において、10月の市民健康月間及び乳がん月間にあわせ、がん啓発のためのイベントを実施することで、検診受診率向上に寄与し、がん予防に貢献します。 |
・すこやかパートナーへの登録 すこやかパートナーへ登録し、「健康都市大阪の実現」をめざした健康づくりの取組を推進します。 |
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・健康分野に関するセミナーや講師派遣の協力 グンゼが保有するノウハウやネットワークを活用し健康分野のセミナー開催や、講師派遣を行う等、大阪市と協力した健康づくりに取り組みます。 |
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・健康に関する啓発・広報等への協力 市民の健康増進に関する啓発・広報等に協力します。また、「おおさか健活マイレージ アスマイル」と連携し、市民の健康活動の普及に協力します。 |
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2. スポーツ振興に関すること | ★スポーツジムトレーナーによるスポーツ振興イベントや講師派遣の協力 市内にあるスポーツジム「グンゼスポーツ(都島区)」を活用し、スポーツ振興や健康増進等、イベントや講座を実施します。また、各区が実施する健康展等のイベント、健康講座へ、スポーツジムトレーナーを講師として派遣します。 |
・スポーツ振興に関する施策への協力 スポーツに関する知見や情報の提供など、大阪市が実施するスポーツ振興施策に協力します。 |
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・スポーツ振興に関する広報協力 市民に向けたスポーツ振興の広報に協力します。 |
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3. 環境に関すること | ★御堂筋の環境保全に関する協力 イチョウをグンゼ自社用地にて育成し、台風等で御堂筋のイチョウに被害が出た場合や、保全・育成上の必要に応じて無償で提供します。 また、御堂筋での清掃活動を実施し、御堂筋の環境保全に貢献します。 |
4. こどもの健全育成に関すること | ★こども用肌着の提供(こどもの貧困に関する課題解決や子育て家庭支援施策への協力) こども支援ネットワーク事業を活用し、こども食堂等を実施している団体を通じて、こども用肌着を提供します。 継続的な関わりが必要な子育て家庭に対する支援のため、こども用肌着を提供します。 |
★「こども肌着教室」の実施 こどもや保護者を対象に「こども肌着教室」を実施し、「からだの仕組みと肌着の役割」を理解いただくことで、こどもの衛生的で健康な体づくりの応援をします。 |
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・出前授業の実施 大学生を対象に、キャリアデザイン教育の出前講座を実施することで、学生の就業観や職業観を培うお手伝いをします。 |
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・児童虐待防止に関する啓発等への協力 児童虐待防止のため、オレンジリボンキャンペーンへの協力等を行います。 |
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・職場体験学習の実施 中学生以上を対象とした職場体験学習(店舗での販売経験等)の受け入れ協力を行います。 |
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5. 市民生活の安全・安心に関すること | ・災害救助物資の供給 大阪市内において災害が発生した場合に、肌着、ソックス類等を供給します。 |
・「こども110番」事業への協力 大阪市内で対応可能な店舗(2店舗)において、「こども110番の家」事業に協力します。 |
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6. 福祉に関すること | ・認知症高齢者見守りネットワーク事業への協力 大阪市内で対応可能な店舗において認知症高齢者見守りネットワークへ協力するとともに、社員に対して認知症サポーター養成講座を実施します。 |
7. 就労支援・雇用促進に関すること | ・「大阪ハートフル商店街」事業の広報協力 「大阪ハートフル商店街」(障がい者が生産する商品の販売)事業について、大阪市内の対応可能な店舗(3店舗)で商品ディスプレイを行う等、広報協力を行います。 |
・雇用促進に関するセミナーへの講師派遣 大阪市の雇用促進に関するセミナーに、講師を派遣します。 (テーマ:イクボス、離職防止等) |
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・女性の活躍促進に関する取組への協力 大阪市の女性活躍促進に関する啓発・広報等の取組に協力します。 |
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8. 市民活動の推進に関すること | ・市民活動推進への協力 地域でのイベント等への参画や、大阪市市民活動総合ポータルサイトに団体登録を行い、可能な範囲で店舗スペースを地域に提供する等の協力を行います。 |
9. 区政・市政のPRに関すること | ・市内店舗を活用した区政・市政のPRへの協力 大阪市内で対応可能な店舗を活用し、ポスター掲示やチラシ配架等、区政・市政のPRへの協力を行います。 また、大阪市が実施するイベント等への協力や、可能な範囲で店舗スペースを提供する等の協力を行います。 |
10. その他、市民サービスの向上及び地域の活性化に関すること | ・その他、市民サービスの向上及び地域の活性化に関すること |
京都府と地域活性化包括連携協定を締結
締結式の様子
2018年10月、地域の活性化および府民サービスの向上に資することを目的として地域活性化、健康・医療、環境、子ども、スポーツ振興、防災、その他の7分野にわたる包括連携協定を京都府と締結しました。当社はこの協定に基づき「移住イベントの共催」「乳がん検診キャンペーン」「災害支援」など、事業を通じた地域の活性化に向けて取り組みを進めていきます。
連携分野 |
◎ 新規 ○ 継続 |
主な連携事例 |
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1. 地域活性化 | ◎ |
移住イベントの共催
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○ |
「北部産業創造センター」の活用支援への協力
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○ |
スポーツ・トレイルの普及、推進への協力
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◎ | 「京都府地域の安心・安全サポート事業所」の登録 | |
2. 健康・医療 | ◎ |
がん対策推進事業への協力
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3. 環境 | ○ |
京都モデルフォレスト運動の推進
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4.子ども | ◎ | 「京のまなび教室」特別講師派遣事業への協力 |
◎ | 児童養護施設における卒業時の肌着支援 | |
◎ |
オレンジリボンキャンペーンの啓発
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◎ |
きょうと子育て応援パスポートへの協賛
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◎ | きょうと子育てピアサポートセンターの周知 | |
5. スポーツ振興 | ◎ |
障害者スポーツへの支援
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6. 防災 | ◎ |
災害支援活動
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7. その他 | ○ | 乳牛の発情・分娩通報システムの共同開発の継続 |
大阪府と包括連携協定を締結
締結式の様子
2017年9月、大阪府民の皆さまの「健康」と「安心」を支えるため、健康・医療、スポーツ振興、地域活性化、子ども、環境、防災の6分野にわたる連携協定と協働に関する包括連携協定を大阪府と締結しました。当社はこの協定に基づき「乳がん検診キャンペーン」「健康イベント」「緑化事業」など事業を通じた地域の活性化に向けて取り組みを進めていきます。
連携分野 |
◎ 新規 ○ 継続 |
主な連携事例 |
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1. 健康・医療 | ◎ |
グンゼ直営店舗における「がんに関する啓発キャンペーン」の実施 グンゼ直営店舗(なんば/梅田)やなんばウォークにおいて、府民に向けて、がん検診・特定健診の受診率向上をテーマとしたキャンペーンを実施します |
◎ |
商品とタイアップしたがん啓発運動への協力 術後患者のQOL向上のためにグンゼが開発した"Medicure(メディキュア)"の商品パッケージに、がん検診受診の啓発デザインを入れるなど、がん啓発運動へ協力します |
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○ |
大阪国際がんセンターとの連携 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンターと連携し、同センターが主催する各種イベントにおいて"Medicure(メディキュア)"を活用したQOLの向上に関する展示を行うなど、セルフケアに関する情報を提供します |
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○ |
大阪健康寿命延伸産業創出プラットフォームにおける取組みの推進 大阪健康寿命延伸産業創出プラットフォームの事業者会員としての取組みに加え、同プラットフォーム参画事業者への各種支援、アドバイスを行い、健康寿命延伸産業の発展を促進します |
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2. スポーツ振興 | ◎ |
市町村と連携したスポーツ活動の促進 グンゼスポーツ株式会社が運営するスポーツクラブ(※)と府内市町村が連携し、シニア向けスポーツイベントや健康イベントを実施するなど、スポーツ振興や府民の健康づくりに協力します ※大阪市、吹田市、羽曳野市、枚方市の府内4か所で運営・展開(全国21か所) |
3. 地域活性化 | ◎ |
2025年国際博覧会の誘致に向けた機運醸成 2025日本万国博覧会誘致委員会の会員企業としての参画に加え、グンゼが有する全国の情報発信ネットワークを活用し、誘致に向けた国内の機運醸成に協力します |
4. 子ども | ○ | 大阪府が進める「放課後子ども教室」に参画し、府内の小学生を対象に「『肌着を着よう!』~汗の役割と肌着の効果~」のプログラムを実施します |
5. 環境 | ◎ |
緑化事業への協力 大阪府が進める緑化事業と連携し、グンゼグリーン株式会社が樹木の苗木を寄附するなど、府内の緑化推進に協力します |
6. 防災 | ◎ |
被災時の物品支援に関する協力 大阪府内において災害が発生した際は、避難所へ生活必需品である肌着やソックス、医療用弾性ストッキングなどを寄贈し、復旧にいち早く協力します |
◎ |
大阪880万人訓練への協力 大阪880万人訓練などの防災訓練に協力します |
文化・スポーツ振興プロジェクト
グンゼは、健康・医療、スポーツ振興、地域活性化などを通じて魅力ある地域社会の実現に向けた取り組みとして、「グンゼ文化・スポーツ振興プロジェクト」を2018年に設立し、文化活動やスポーツイベントへの協賛・支援活動に取り組んでいます。
スポーツ活動支援
女子アルペンスキーヤー 安藤麻
安藤麻選手
2018年1月よりスポンサードを行っています。
14歳から女子アルペンスキーヤー日本代表選手として活躍する安藤麻選手は、日本のアルペンスキー界のトッププレーヤーとしてワールドカップなど世界の大舞台で活躍中です。2018年の平昌オリンピック出場に続き、2022年の北京オリンピックではメダル獲得を目指します。
2017-2018シーズンの戦績
- 冬季アジア札幌大会
-
大回転 銀メダル
回 転 銀メダル
- ユニバーシアード
-
大回転 金メダル
回 転 銅メダル
- ファーイーストカップ
- 大回転 優勝
- 平昌オリンピック
- 出場
2018-2019シーズンの戦績
- 全日本スキー選手権
- 女子大回転 優勝
- 2019FISアルペン世界選手権
- 大回転 27位
- コンチネンタルカップ
- 3位
バスケットボール女子 3×3(スリーバイスリー)
根岸 夢(ねぎし ゆめ)
根岸夢選手
2018年9月よりスポンサードを行っています。
小学生からバスケットを始め、高校在籍時にはバスケットボールU-16・U-17として活躍する根岸夢選手は、東京オリンピックから正式種目として追加された「3×3(スリーバイスリー)」の日本代表有力選手として活躍が期待されています。2018年9月からニュージーランドの女子トップリーグのチームに所属しレベルアップを図ります。
戦績一覧
-
東京成徳大学高校
在籍時 -
バスケットボールU-16アジア選手権2位
バスケットボールU-17世界選手権5位
-
早稲田大学
在籍時 -
バスケットボール全日本インカレ優勝
(優秀選手賞受賞)
2015年度ユニバーシアード日本代表
-
湘南サンズ
(在籍中) -
2018年 3×3.EXE TOURNAMENT Final(全国大会)優勝
2018年 3×3 JAPAN-TOUR Round2(福井大会)優勝
文化・芸術支援
劇団四季「こころの劇場」京都府公演サポート
「こころの劇場」舞台装置の設営や撤去作業に参加
劇団四季「こころの劇場」は、日本全国の子どもたちに演劇の感動を届けるプロジェクトです。
子どもたちの心に、「生命の大切さ」、「人を思いやる心」、「信じあう喜び」など、生きていく上で大事なことを、舞台を通じて語り掛けたい―。グンゼは、このプロジェクトの趣旨に賛同し京都府公演をサポートしています。
2019年度京都府公演
サポート概要
- 会期
- 2018年9月~2019年1月
- 会場
- 京都市・綾部市・精華町・長岡京市
- 演目
- 「カモメに飛ぶことを教えた猫」
- 公演回数
- 12回
- 招待児童
- 約14,500名
京都モデルフォレスト運動
京都府が推進する「京都モデルフォレスト運動」の趣旨に賛同し、グンゼ創業の地である綾部市の森を守り育てる活動を続けています。毎回作業前に京都府中丹広域振興局の方から、活動における安全確認と里山保全活動の意義についての説明を受けた後、竹林の伐採や里山の登山道作りの活動をしています。
実施回数 | 参加人数 | |
---|---|---|
2019年度 | 4回 | 162人 |
2018年度 | 4回 | 113人 |
2017年度 | 2回 | 50人 |
2016年度 | 3回 | 52人 |
2015年度 | 4回 | 123人 |
- モデルフォレスト運動
- 1992年の世界地球サミットの際にカナダが提唱した持続可能な地域づくり。京都モデルフォレスト協会も2008年に国際モデルフォレストネットワークに加入しました。グンゼグループは2010年より京都モデルフォレスト運動に参加しています。
地域社会との交流
グンゼ博物苑
グンゼ博物苑は、グンゼ創立100周年の1996年に、大正時代に使用されていた繭蔵を改造し、歴史的な資料・商品・資料などを一堂に集め展示しているグンゼの博物苑です。
2014年には、グンゼ博物苑(展示蔵・集蔵・今昔蔵・道光庵)とあやべ特産館、綾部バラ園からなる「あやべグンゼスクエア」がオープンしました。あやべグンゼスクエアは綾部市の重要観光拠点として位置づけられており、京都府が推進する魅力ある観光まちづくり「海の京都」「森の京都」の活動に協力しています。
集蔵は、各種サークル団体・個人の文化、芸術、教育、福祉を目的とする展示会にご利用いただいています。その他、スクエアの連携会議(綾部市・商工会議所・観光協会・グンゼ博物苑)を開催し、綾部市の行事やあやべ特産館の各種イベントの開催に協力しています。
2016年には、創立120周年を記念してリニューアルしました。従来の展示蔵を、創業蔵・現代蔵・未来蔵として刷新。グンゼの歴史と現代、そして未来へと続く道のりを紹介し、体験できるゾーンとして生まれ変わりました。
来苑者数 | 集蔵利用者数 | |
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2019年度 | 41,896名 | 23団体 |
2018年度 | 27,238名 | 20団体 |
2017年度 | 21,465名 | 20団体 |
2016年度 | 19,285名 | 16団体 |
2015年度 | 17,180名 | 26団体 |
肌着に関する出前授業「肌着教室」の実施
大阪府教育委員会が実施する「放課後子どもプラン」に賛同し、「グンゼの肌着教室」として、子だもたちに肌着の大切さを知ってもらい健康に成長していけるように、関西エリアの小学校を中心に講師を派遣し、「肌着教室」を実施しています。
学校数 | 参加人数 | |
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2019年度 | 11校 | 472名 |
2018年度 | 6校 | 265名 |
2017年度 | 9校 | 300名 |
2016年度 | 17校 | 670名 |
工場見学・職場体験学習の受け入れ
工場や物流センターで、地元の小中学校や高校から工場見学や職場体験実習生の受け入れを行っています。また、大阪本社・東京支社においても高校生の訪問学習に協力しています。
福島ひまわり里親プロジェクト
“ひまわり里親プロジェクト”とは、2011年3月に発生した東日本大震災後、「福島県に震災復興のシンボルとしてひまわりを植えよう」と始まった活動です。グンゼグループで購入した種は、里親(全国の事業所)のもとで大切に育てられ、咲き終わった花から採取した種を福島に送り返すことで福島との絆づくりと福島での雇用支援につながっています。
参加 事業所数 |
ひまわりの種 総重量 |
|
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2019年度 | 30ヶ所 | 41.8kg |
2018年度 | 26ヶ所 | 21.7kg |
2017年度 | 15ヶ所 | 22.1kg |
2016年度 | 20ヶ所 | 6.2kg |
もったいない活動報告
身近な社会貢献活動として、プルタブや古本等を集めて、 NPO等への寄付金として交換する活動を進めています。
2019年度の実績は以下のとおりです。
種類 | 寄付団体 | 支援内容 | 2017年度累計 | 2018年度累計 | 2019年度累計 |
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エコキャップ | NPO法人 Reライフスタイル 他 |
ワクチン購入など | 578,779個 | 528,288個 | 632,691個 |
プルタブ・アルミ缶回収 | 環公害防止連絡協議会 他 | 車椅子寄贈など | 78.3kg | 38.2kg | 44.8kg |
使用済み切手 |
認定特定非営利活動法人 他 緑の地球ネットワーク (GEN) |
植林のための 苗木購入資金など |
12,918g | 5,298g | 7,543g |
古本 | JEN特定非営利活動法人 ジェン(JEN) 他 |
教育支援事業など | 4,540円 | - | - |
ピンクリボン運動へ参加
グンゼは2015年よりピンクリボン運動を推進している認定NPO法人「J.POSH」のオフィシャルサポーターとしてその活動を応援しています。また、各地で開催されているピンクリボン運動にも協賛しています。